【リアルな音】据置型アンプ フォスター電機 FOSTEX HP-A8が売れてる理由を調べてみた。

据置型ヘッドホンアンプのFOSTEX HP-A8が売れてるようなので、どんな評判なのか調べてみました。

まずは、メーカーのフォスター電機について調べてみました。

フォスター電機は1949年に創業者である西村茂廣と篠原弘明が「信濃音響研究所」を設立し、スピーカーの製造を開始したのが始まりです。

その後、1959年に社名を現在のフォスター電機に改めました。

フォスター電機は主にスピーカーやイヤホンのOEM(original equipment manufacturer:相手先ブランド製造)を手掛けています。

主な供給先は、有名な音響機器メーカーだらけです。
・ゼンハイザー
・ソニー
・ヤマハ
・Beats
・アップル(iPad, iPhone)
・メルセデスベンツ(車載スピーカー)

これとは別に、独自ブランドFOSTEXとして商品展開をしています。
最近の業績は好調で、売上高は2015年度まで7期連続で過去最高を更新してますし、
営業利益も2期連続で過去最高を更新しています。

社是は「誠実」、
ビジョンとして「未来社会に音で貢献する」を掲げています。

それでは、FOSTEX HP-A8の評価を見てみましょう。

■解像感の高い音
・ 低音~高音まで解像度の高さと透明感が素晴らしい
・ 空間表現、音の広がりもありながらヴォーカルをはじめ一つ一つの楽器をきっちり見つける事ができる
・ 解像度は高いクセに、聴きやすい音。特にSDカード再生時


■原音に忠実な音質
・濃い味付けをするのでなく、原音志向でヘッドホンの良さを引き出すアンプ
・リアルな音に感動
・低域から高域にかけてバランスよく出ている
・クラシック、クラブ、ポップ、ロックとオールマイティーに聞ける
・アニソンの電子音やpcゲームの声をくっきりと再生してくれる

アニソン用ヘッドホンとして高評価を得ているAKG製オープンエアー型ヘッドホン K712 PROとの相性も良いようです。
http://sirabell.blogspot.com/2016/05/k712-pro.html

K712は高インピーダンスなのですが、無理なく鳴らしてくれるようです。

■コスパが良い
・10万以下で当機を超える複合機はない

発売時は10万円弱だった価格が、モデル末期ということもあって、今は6万円程度まで値下がりしてます。
これをお得と考えて購入している人が多いです。

FOSTEX HP-A8の高音質の秘訣は、DAC(デジタル-アナログ変換器)部分の設計にあるようです。

また、FOSTEX HP-A8は出力端子にヘッドホン端子以外にRCA端子も備えていますから、DAC専用器と割り切って別にアンプを用意してスピーカーにつないで聴けたりもします。

まとめると、高い解像度と原音やヘッドホンの特性を活かした音質づくりが、ヘッドホン選びにも拘るユーザーに絶賛されています。

しかも発売時に比べると40%OFFほどの値段まで落ちていて高コスパであることが評価されて買われているようです。

特にアニソン最強ヘッドホンと評価されているK712 PROと組み合わせると、最高のアニソンリスニング環境を作れます。