【通勤快適ヘッドホン】Sony MDR-1000Xが売れてる理由を調べてみた

Sony製のワイヤレスヘッドホンであるMDR-1000Xが売れているようなので、購入者がどんな評価をしているのか口コミによるレビュー情報を調べてみました。

ついでに、ライバル機種のBose製QuietComfort 35 wireless headphones（通称Q35）とも比較してみます。

まず、Sonyという会社について調べてみました。

Sonyは1946年に井深大と盛田昭夫が設立した「東京通信工業株式会社」が起源となります。
設立当時に井深大が同社設立趣意書に記した8つの会社設立目的のうちの２つを挙げると、

一、真面目なる技術者の技能を、最高度に発揮せしむべき自由闊達にして愉快なる理想工場の建設
一、日本再建、文化向上に対する技術面、生産面よりの活発なる活動

などがあります。

また、同趣意書に書かれた７つの経営方針の一つを紹介すると、

一、極力製品の選択に努め、技術上の困難はむしろこれを歓迎、量の多少に関せず最も社会的に利用度の高い高級技術製品を対象とす。また、単に電気、機械等の形式的分類は避け、その両者を統合せるがごとき、他社の追随を絶対許さざる境地に独自なる製品化を行う

というものがあります。

こういった精神で作り出した携帯型カセットプレーヤー「ウォークマン」は、同社を語る上では避けて通れない商品の一つでしょう。

現在では関係会社1,240社を束ねる巨大企業となっており、主にテレビ、デジタルイメージング、オーディオ・ビデオ、半導体、ゲーム、金融商品、コンポーネントの製品を開発、販売しています。

では、MDR-1000Xの評価を見てみましょう。

■強力なノイズキャンセル
・部屋のうるさいエアコンのノイズはほぼパーフェクトに消える
・人混みの中で使用しても声やトラックのエンジン音が微かに聞こえる程度
・車や電車の音、人の話し声などが、遠くで響いている感じ

電車やバス、飛行機での移動が多い人が、ノイズキャンセル能力の高さを評価して購入しています。
また、ノイズキャンセルに関連する機能として、

・右側面を手で覆うと一時的に音を下げられるので、バスや電車のアナウンスも良く聞こえる

という便利機能も購入者は高く評価しているようです。

一方のQuietComfort 35 wireless headphonesについては、MDR-1000X同様に高い評価を得ています。

・電源を入れた瞬間周りと切り離された様な感覚を受けるほど静か
・強力かつ、声は聞こえる絶妙な調整で快適
・車内アナウンスや、近くの人が話す声は曲の演奏中でもある程度聞こえる

両者の評価を見ていると、MDR-1000Xはあらゆる外部音を消し去る代わりに、右側面を手で覆って外部マイクで車両アナウンスを聞くのに対し、Q35はその機能がない代わりに車両アナウンスの声を消さない程度のノイズキャンセルをしているようです。

■高音域の音質が良い
・耳に刺さるほどではなく、適度にクリアーなイメージ
・解像度の追及よりもアーティストの表現力を大切にしたチューニング
・クリアで綺麗に伸びる感じ
・ジャズやJ-POP、アニソンなどでは不満なし（ボーカル重視チューニング？）

低音の音質は普通といった感じのようですが、高音域を評価する人が多いです。
ただ、利用環境（電車、飛行機、街中、ノイズキャンセルON）を意識してこの評価を見ておいた方が良いかと思います。

一方のQuietComfort 35 wireless headphonesについては、どちらかと言えば低音の評価が良いです。

・ボーズらしいきめの細かい低音が堪能できる
・ボーズにしては低音は強くない方です。フラットな音作り
・低音が特にきついというわけはなく、ベースからボーカル、ハイハットなど、幅広い音域で、解像度高く聞ける

■電池持ち時間はBT接続時なら互角
Q35購入者が電池持ちの良さを評価していたので仕様を確認したところ、

・ワイヤレス使用時には約20時間、音声ケーブルを接続しての使用時には約40時間の連続　使用が可能
・ヘッドホン満充電時間は2.25時間

でした。40時間はすごい。
　
MDR-1000Xもワイヤレス使用時、ノイズキャンセルONで約20時間連続使用可能です。
ケーブル接続時の連続利用時間は不明でした。
また、満充電時間は4時間掛かります。

まとめると、MDR-1000Xは大変強力なノイズキャンセリング効果と、右側部を手で覆うだけで周囲の音声が拾える利便性、そして高音域の音質の良さが評価されて購入されています。
仕事中に使って集中力向上に役立てている人も多いです。

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